昨日は鏡開きでしたね!
もちろん、お正月から飾っていたお餅(鏡もち)を食べる儀式です・・・くらいの感覚でもよいのですが・・・
実は、お正月の間は年神様の居場所は鏡もちだそうです。
なぜあえてもちを選んだのか?そして、もちの中にいるのか、上にいるのかはわかりません。でも、上にはミカンがいるので、たぶん中にいるのでしょう。
なんでそんな窮屈なところにいるのかよくわかりませんが、なにしろ正月中は鏡もちにいるらしいです。
ですから、神様がどこかへ行った後もその鏡もちには神様の魂が宿っているので、それを開いて食べれば、何かしらいい感じがあるらしいです。
つまり、鏡もちは、お供えしてから開いて食べることが重要なのですね!
ところでなんで鏡もちを「開く」のでしょう?
これは、もともとこの儀式は武家から始まった儀式だからです。
武士の方々は餅を「切る」ことは「切腹」を連想させてしまうので、手や小槌で「割る」ほうがいいと考えました。
でも「割る」のもなんだか縁起悪い感じがするので、「開こう!」ということになったらしいです。
それで「鏡開き」になったのですね!
まあ、それはそうとして、現代ではお正月に飾ってたお餅を食べる儀式でもいいと思います。
なんなら、とくに飾ってた餅じゃなくても、お餅を買ってきてぜんざいとか食べればいいと思います。
しかも家では、お餅を包丁で切ってもいいと思います。
だって、武士じゃないので・・・
そういうわけで志来菜彩でも「鏡開き」を行いました!
ご来店のお客様に、ぜんざいを食べていただきましたよ!
告知なしでの実施でしたが、たくさんのお客様に食べていただきました!
・・・このお餅は、とくにお正月に飾っていたとかの餅ではないですが・・・
志来菜彩の鏡開きの儀式でした!