鉄火巻
お寿司の鉢盛に入っている姿を思い浮かべると、
桶の壁にそって、円形に並べられ飾られているイメージをお持ちでしょう・・・
「にぎり」などが中央に鎮座する中、けっしてメインにならない感じを受けつつも、
しかしながら、おそらく嫌いな人などいないであろう存在・・・
前にしゃしゃり出ることはない、しかし決して卑屈になることもない、
気高く、雄々しく、そんな崇高な存在・・・
それが「鉄火巻」です!
さて、今日の志来菜彩の水族館の隣のお寿司屋さんの鉄火巻は・・
なんと、「びんちょうまぐろ」の鉄火巻です!
「びんちょうまぐろ」というと、マグロカーストの中では控えめな位置にいるマグロですよね
ところが、「鉄火巻オン」することにより、秘められた能力が解放され、
その破壊力は、何倍にも増幅されるのです!
「びんちょうまぐろ」と「シャリ」の旨味と甘み
それに対し、絶妙な「わさび」の量
これはもはや、寿司の匠のみがなせる技としか言いようがないのです
そう、それは真冬にコタツでアイスを食べるという行為に相通じるものがあるのでしょう
ほんとに美味しいので、ぜひどうぞ!
ところで、鉄火巻っていう呼び名、諸説あるようですが・・
・赤身の色が、火で熱された鉄のようだから
・賭博場(鉄火場)で、手軽に食べられたから
などなどあるようです。
なまえ、カッコイイですよね!・・・
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これ、鉄華団
関係ないですけど